「自分の機嫌くらい自分でとればかものよ」

恥を承知で告白します。

「自分の機嫌をとるのは自分」だと悟ったのは、かなり年をとってからです。

申し訳ありません、、、これまで僕に関わってくれた皆さんに、心より謝罪します。

ごめんなさい。

 

僕の機嫌が悪くなるのは、まわりにいる誰かのせいで

僕の機嫌が悪くなるのは、突然切れた電池のせいで

僕の機嫌が悪くなるのは、不安にさせる「社会」のせい。

そんな風に思って生きてきました。

だから、24時間常に機嫌が悪かったのです。

 

茨木のりこさんの詩に「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」がありますが

まさに「自分の機嫌くらい自分でとればかものよ」です。

逆境の中にいて希望を失わぬ人に出会い、

あるいは自分のこどもが親のせいにせず自立するのを見て、遅ればせながら

自分の機嫌は自分でとるものだと気づきました。

 

寝る、好きな本を持ってひきこもる、好きなものをたらふく食べる、飲む、筋トレする、

空や海を見る、サウナに行く、落語を聞く、「きっとうまくいく」とつぶやく・・・

機嫌をとる方法をいくつか見つけたら、心が楽になりました。

 

これまで自分のまわりで機嫌が悪い人がいたら、

何で機嫌が悪いのか推測してドキドキハラハラしてましたが、

あの人の機嫌の悪さはあの人の問題、僕には関係ないと思えるようになったのです。

怒るのも同じです。

誰かのために、何かのせいで怒っているのではありません。

その人が怒りたいから怒っているだけ。

 

最近よく思うのですが・・・

「みんなのために」「社会のために」「○○のために」という人は、

かなりの確率で機嫌が悪いか怒っているかのどちらか。

なので、できるだけ避けています。皆さんもご用心を!

さあ、美味しい珈琲とカレーで、機嫌なおして行きましょう。

                                                                 

一文字 弥太郎

CONTACT
お問い合わせ

イリガン珈琲店へのお問い合わせ・オンラインショップの
ご利用お待ちしています。

このサイトを広める