「手放すという生き方」

僕は「テバナス」ことが苦手でした。
「テバナス」には、「手離す」と「手放す」がありますが苦手だったのは「手放す」です。
距離をおくことではなく、あるモノから解放される、何か自由にするということが苦手でした。
おとなになってからもそうで、
お金や仕事。あるいは、恋人とか家族。
一度しか着てないスーツや引き出しの奥に貯まった資料も含め、
僕は「手放す」ことができませんでした。
しがみついているのですね、しがみついていないと自分が心配だから。
見張ってないと誰もいなくなるのではという恐怖心がありました。

ずっと。人生「つかむ」ことばかり学んできました。
<100点を手に入れろ><委員長になれ><夢をつかめ><偏差値を手に入れろ>
<一流企業の内定をつかめ、出世しろ><年収1千万をつかめ><玉の輿をゲットしろ>
とにかく全部手に入れることばかり。
もちろん、全部指の間からこぼれて行きました。
振り返ると、一度も「手放すこと」を習った記憶はありません。
(もちろん、自分で学ばなかった後悔も含め)

それでも長く生きていると「つかんでいるモノ」があり、
それを手放すのが怖くて、手に入れたモノすべてに執着していました。
仕事や愛も手にしている状態を保つだけで精いっぱい。きつい。
そんな僕に『手放すために生きなさい』と教えてくれた人がいます。
あなたは手放すために生まれて来た、と。その瞬間、心がラクになりました。
あ、手放していいんだ。
あ、放すよ。
これ、悪いことじゃないんだ。
そんな感覚。
あなたも手放してみませんか?いろんなこと。
その人と出会ったのは、
イリガン珈琲店の本棚に置いてあったショップカードがきっかけ。
ここはいろんな交差点。
ぜひ、チェックしてみて。   

 

一文字弥太郎

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