横川ガード下にて。
投稿日:2020.09.07
先日、横川シネマの前でゴムボールを投げて打ち合う「路地裏野球」を見ました。
いいなあ、こどもたち。
かつてリトルリーグなどなかった時代、路地裏からヒーローが誕生したものです。
野球はまさに「Field of Dreams」でした。
僕は駆け出しの頃、テレビ局の機材を運ぶアルバイトをしていました。
先輩がよく連れて行ってくれたのが、横川ガード下の「玉がわ」という焼き鳥屋さんでした。
大将ひとり、カウンターだけの店。(今はありません、、、残念!)
串に刺した鶏肉が焼けるまで
「きょうの現場は満足なのか?」「もっとこうすればよかったのに」「いいのか、それで?」
横川ガード下で熱く番組を語っていました。
そして、気づくのです。ここを出れば、またいつもの明日しかないことを。
その繰り返し。
でも、それが今の財産となっています。
『いつもの明日に、きょう抗うこと』。年をとっても忘れずいたいものです。
今、横川ガード下も新しくなりました。
新規オープンのお店が続々誕生しています。
みんなガード下から「ヒーロー」「ヒロイン」を目指しています。
そんなガード下の手前路地に、8月末に新しいお店が!
店名は「イリガン咖喱店」。イリガン珈琲店の姉妹店です。
場所は、野球少年のボールが転がる横川シネマの隣。
ガラスを囲った赤い扉が目印。
カレーとコーヒーのテイクアウト、店内でも飲食できます。
これから新メニューも登場する予定だとか。
カウンターで4席しかないお店に、僕はなぜかひかれてしまいます。
「いつもの明日しかないとしても、いつもと違う今があれば、きっと明日は特別な明日に。」
この店で感じるのは、そんな気持ち。
あきらめを止めるなら・・・
イリガン珈琲店とともに、イリガン咖喱店も。ぜひ。